2004-08-03 当直 研修 うちの病院は、1年目の8月から本格的に当直業務開始。こんなに遅く始める病院、ほかにあるんだろうか?最初は1年目2人+指導医のチームで行うシステムになってる。 ということで、現在初当直中。でも、これでいいのかと思うくらい『ヒマ』。準夜帯は患者さんちらほら、外来に来たくらいで、深夜帯は全然呼ばれないし。相方の研修医もぐっすり寝てるみたいだし。病院が平和ってことは、世の中にとっては喜ぶべき事なんだろうけど。研修として入っている自分としては、複雑な気分。
2004-08-01 8月 研修 今週から8月。内科の導入期研修もあと4週。 ここまで12週、15人の患者さんの担当医になった。 ・RA+胸水 ・全身性浮腫(心不全?) ・じん肺+肺性心 → 在宅酸素 ・COPD急性増悪+喘息発作 ・腹部膨満感 → 大腸癌 ・貧血精査 → 虫垂腫瘍 ・糖尿病(インスリン中断) ・透析シャント形成 ・虚血性大腸炎 ・急性胃腸炎 → パニック障害 ・急性腎盂腎炎 ・急性咽頭炎 ・精巣腫瘍 ・DIC(原因は感染症?) ・パーキンソン病 まだ15人か…とも思うが、一人一人の顔を思い浮かべることができる。 こんな研修環境は、オレに合ってるのかもしれない。
2004-08-01 転院 研修 自分にできることはすべてやった。10日間で転院になった。 でも、1週間前にその所見をつかんでいれば…より早く治療に進めたはず。 診断が確定へ進み始めた瞬間から、たくさんの人々がオレに協力してくれた。一人の人を適切な施設へ送るために。 オレにはまだ力がない。けれど、困ったときに協力してくれる人々がいる。 その人たちの力を借りなければ、自分の力以上の仕事はできない。
2004-07-24 手技 研修 昨日は初めてマルクをやった。 今は急性期病棟で様々な分野の患者さんを受け持っているので、ここまであまり手技物のチャンスがなかった。以前のオレなら、やったことのない手技は尻込みして、「一回見学させてください」って言ってしまう所だったが、今回は当然のことのように「やります!」と言っていた。 研修が始まって、性格も変わってきたのか。
2004-07-24 若年 腫瘍 研修 オレにどうしろって言うんだ? オレが望みを捨ててしまってはいけないのだが、希望と現実のギャップに愕然とする。 こんな現実を、どうやって彼に伝えればいいんだ? 「先生、何とかならないの?」 看護師が言う。 オレにはそんな力があるのだろうか。
2004-07-15 夜間外来 研修 今日は当直見習い。 うちの病院は当直と言っても、夜間の救急外来を受け付けているので、『救急外来』というよりは『何でも来る夜間外来』といったほうが近い。見習いとはいえ、ひとまず病歴聴取、診察をし、指導医にプレゼンして検査を組むか相談し、終わったら処方をきめて終わる、という流れ。急性咽頭炎の人に対して、トータル1時間もかけちゃったし…はふぅ。 今日も自分の無力感を実感する日だった。 <勉強すること> 処方のレパートリーを増やす エコーの当て方を勉強する
2004-07-11 勉強会 研修 週1回、研修医同士で集まり、受け持った症例で勉強会をやっている。今度はオレの番。先週まで受け持っていた症例でプレゼンを作る。改めて見直すと、鑑別疾患や検査の抜けがある。まだまだ勉強が足りないと実感。