刺激

 同期の研修医の紹介で、人材教育をやってる方にお会いした。日本の未来、世界の未来をこの方なりに考えて行動してるようだった。まったく違う業界の話で分からないことも多かったが。いままで自分が生きてきた世界が狭く感じた。もっと他業種の人たちとコミュニケーションしてみたいような気がした。

皮内反応

とうとう、やらなくてよくなるみたい。
http://www.chemotherapy.or.jp/journal/reports/hinai_anaphylaxis.html (日本化学療法学会)
皮内反応が陰性でもアナフィラキシーが起こる例もあるし、有効性に??って思ってる人は多かったと思う。結局は訴訟対策でやってた面もある。ひとまず、患者さんにあの痛みを与える回数が減っていいことだと思う。その分、ちゃんと既往歴・アレルギー歴聞かなきゃ・・・と自分に言い聞かせてみる。

くまのプーさん

小児科研修は今週まで。今は外来で指導を受けたり、入院患者さんを受け持ったり。
外来では、来院した患者さんをオレ一人で診察し、カルテを書き、処方も書いた状態で一旦患者さんに待って頂き、今度は指導医のブースで確認してもらう仕組み。処方はアンチョコと本で何とかなるけど、緊急の疾患と重篤な疾患を見逃さないように気をつけなきゃいけないし、あまり患者さんを待たせるわけにもいかないし・・・。でもすごく勉強になる。
そして、受け持っていた女の子が今日退院になった。3日前はぐったりして入院してきたけど、こどもの経過は早い。食欲も出てきてるし、笑顔も出てきた。今朝回診に行ったら、「はぃ」ってシールを差し出してきた。「ん? くれるの?」「うん」 絵柄はくまのプーさん。「似てるって言ってました」とお母さん。
一同爆笑。そんなに似てるかなぁ。すごくうれしかったけど。
今日の帰り道、ゲーセンでUFOキャッチャーやってたのは、指導医には内緒。

小児科残り1週

先週は飛び石連休で充実感のない研修だったが、今週はびっちり6日間。足もほぼ治ってきたし、本格的に勉強しなければ。10月になれば当直もやらなきゃいけないし。でも大人診るの怖いなぁ。ボケボケした頭をたたき起こさなきゃ。

お見舞い

内科研修の時に、専門医療施設へ紹介した患者さん。診断をほぼ確定させ、告知し、先方への依頼状を書いたのが2ヶ月前。たった11日のお付き合いでも、あまりにも印象が強い。時間を見つけてお見舞いに行きたいと思っていたんだけど、会ったら何と言ったらいいのか、どういう言葉をかけたらいいのか分からず、なかなか足が向かなかった。
でも今日、行ってきた。もちろん私服で。部屋番号を聞いたら大部屋だったので、chemo中で面会謝絶とかいうわけでもなさそうだった。オレの顔を見てびっくりしたみたいだったが、笑顔が見られてすごくうれしかった。もうオレにできることはないんだけど、彼と彼の家族に明るい日々が訪れることを願うばかり。
こんなことしてる研修医なんて、いるわけないよなぁ・・・