当直見習い

最近、週一しか書けてない。
今週は忙しかった。当直見習いが2回あった。それがオレの体力を奪い、時間を奪う。でもやることは減らない。睡眠時間が減ってしまった。週末にはもう、動きが鈍くなった。そんな状態だったので、受け持ち患者を増やさず、何とか時間を作った。
当直外来は厳しい。いつどんな方が来るか分からない。たとえ診断が付いても、どう処置するか、どんな処方をするかが分からない。いくら指導医がいるとはいえ、できる限りの事を自分でやらなきゃ。実際に当直をするまでの1ヶ月の間に、準備をコツコツやっていこう。

流されないために

病棟研修が始まって7週間。もうすぐ7月だ。
病棟の業務にも慣れ、看護師から問い合わせをうける回数も減ってきた。とはいえ、日々の業務に流されているような気もしていた。
この週末、ある先輩医師と話す機会があった。彼は今、診療所で働いており、その診療所に様々な新しい事を導入し、奮闘している。彼が研修時代にやってきたこと、これから先のビジョン、僕らに期待していること、いろんな話をした。
視野がパッと拡がった。
研修必修化世代1年目だからできること、どんどん進めていきたい。

ひとまず、明日はopeだ。今は内科研修中だけど。

自己嫌悪

今週は忙しかった。
月曜には午前に癌告知、午後は別の患者の家族に説明。火曜は外科のカンファランスに症例提示。水曜は緊急入院の肺炎を受け持ち、木曜はその新患提示。昨日はカンファランスと会議。そんな中でも担当患者さんは4人。オレがオーダー出さないと何も進まない。いやでも責任感を感じてしまう。
今日と明日は連休。でも患者さんの事が気になってしょうがない。研修医のうちから完璧な仕事なんてできないのは分かってる。でも、自分のやっていることが適切なのか、悩むことが多い。そして、まわりのスタッフに気を使うことが多く、指示を出すタイミングが遅れる。それが患者さんのためにならないことは分かってる。でも、忙しく動き回っている看護師に指示を出すのをためらってしまうことが多い。
気を使いすぎなのか? 指示を出したときにイヤな顔をされるのがこわいのか?
 
昨日は久しぶりに、一人酒を飲んで寝た。

医者の感覚

見つけてしまった。
入院して約1週間の患者さん。CTで気になる部分があったので、今日大腸ファイバーをやってもらった。
消化器の先生と直接の指導医には「よかったじゃないか」と言われたが、そんな気持ちにはなれなかった。それを示唆するような症状はなく、幸運が重なった部分もある。見つかって良かったのかもしれない。外科的切除で切除可能だろうとも思われる。
でも… 数日後に自分が発する言葉によって、本人、家族、そのまわりの人々の人生が激動することになる。
 
きっと見つかって良かったんだろう。そう思いたくなってきた。
あとは、オレにできることをやるしかない。まずはしっかりステージングし、治療法、予後を調べる。想定される質問の答えも準備しておかなければ。

退院二人目

仕事をかなり任されている。
今日は担当患者さんの退院の日。土日に退院療養計画書、退院時処方、退院時サマリーを揃えたのだが、やっぱり頓用の睡眠薬を処方し忘れたり、低血糖症状の説明用紙を作ってなかったり。
加えて指導医は外来でいない。前もって書類に目を通してもらったけど、退院時の説明は自分一人で。うひぃ、緊張した(^_^; そこまで任せてもらっているってことは、だいぶ信頼されてるって事なのかな…
と、いろいろドタバタしながらも、午前中で退院してもらうことができた。今日の担当看護師さんは、研修医を上手く扱ってくれる人なので、何とか上手くいったのだと思う。ひっきりなしに仕事があって大変な業務なのに、オレたち研修医のことを支えてくれる看護師さんに感謝。