患者さんとのコミュニケーション
ベッドサイドで話すときは、油断すると大変なことになる。うかつなことを言ってはならない。それを実感した今週。うぅ・・・。
病棟の業務にも慣れた気になっていた。反省。
自己嫌悪
今週は忙しかった。
月曜には午前に癌告知、午後は別の患者の家族に説明。火曜は外科のカンファランスに症例提示。水曜は緊急入院の肺炎を受け持ち、木曜はその新患提示。昨日はカンファランスと会議。そんな中でも担当患者さんは4人。オレがオーダー出さないと何も進まない。いやでも責任感を感じてしまう。
今日と明日は連休。でも患者さんの事が気になってしょうがない。研修医のうちから完璧な仕事なんてできないのは分かってる。でも、自分のやっていることが適切なのか、悩むことが多い。そして、まわりのスタッフに気を使うことが多く、指示を出すタイミングが遅れる。それが患者さんのためにならないことは分かってる。でも、忙しく動き回っている看護師に指示を出すのをためらってしまうことが多い。
気を使いすぎなのか? 指示を出したときにイヤな顔をされるのがこわいのか?
昨日は久しぶりに、一人酒を飲んで寝た。
医者の感覚
見つけてしまった。
入院して約1週間の患者さん。CTで気になる部分があったので、今日大腸ファイバーをやってもらった。
消化器の先生と直接の指導医には「よかったじゃないか」と言われたが、そんな気持ちにはなれなかった。それを示唆するような症状はなく、幸運が重なった部分もある。見つかって良かったのかもしれない。外科的切除で切除可能だろうとも思われる。
でも… 数日後に自分が発する言葉によって、本人、家族、そのまわりの人々の人生が激動することになる。
きっと見つかって良かったんだろう。そう思いたくなってきた。
あとは、オレにできることをやるしかない。まずはしっかりステージングし、治療法、予後を調べる。想定される質問の答えも準備しておかなければ。
退院二人目
仕事をかなり任されている。
今日は担当患者さんの退院の日。土日に退院療養計画書、退院時処方、退院時サマリーを揃えたのだが、やっぱり頓用の睡眠薬を処方し忘れたり、低血糖症状の説明用紙を作ってなかったり。
加えて指導医は外来でいない。前もって書類に目を通してもらったけど、退院時の説明は自分一人で。うひぃ、緊張した(^_^; そこまで任せてもらっているってことは、だいぶ信頼されてるって事なのかな…
と、いろいろドタバタしながらも、午前中で退院してもらうことができた。今日の担当看護師さんは、研修医を上手く扱ってくれる人なので、何とか上手くいったのだと思う。ひっきりなしに仕事があって大変な業務なのに、オレたち研修医のことを支えてくれる看護師さんに感謝。