洗礼・その後
2日ほど病欠し、研修に復帰。
今回はホントに厳しかった。苦しくてのたうち回るような心窩部痛。流れるような下痢。足が不自由なのと合わせてダブルパンチ。買い物に行くにも厳しいし、一人暮らしのつらさを再確認。
小児科にローテで来る研修医のほとんどは、一度は体調を崩すらしい。でもオーベンいわく「風邪ひいた研修医はたくさんいるけど、足にヒビ入れたのは初めてだな」・・・確かに。
先週は休みすぎたので、明日は出勤予定。2次の当番になってるので、オーベンにくっついていろいろ見せてもらおうっと。耳鏡も使えるようになってきたし、診察姿勢の指示もできるようになってきた。あと2週間、できるかぎりたくさんの診察をさせてもらい、子供が急患で来てもビビらないようになるのが目標。
夏休み♪
3ヶ月半の導入期内科研修が、昨日で終了。あっという間だった。
20人の患者さんの担当医になり、ある時は在宅酸素の導入の是非で悩み、ある時は診断がつかなくて悩み、そして患者さんが笑顔で帰っていく姿を喜び、充実した時間を過ごせた。手技は全くできないけれど、患者さんとの信頼関係を創ることの大切さ、難しさを実感した研修だった。知識や技術でも、まだまだ指導医におんぶにだっこの状態は変わらないけど、ちょっとは成長しただろうと思う。
この2年間は、医師としての基礎を築く期間。手技は後で必ずできる。症例も後でたくさん受け持てる。それとは別の、大切なことを学んでいきたい。
ということで、今日から夏休み♪
実家に帰って遊びほうけてやる!
自分の気持ちを確かめる
今日は朝だけ出勤。仕事は早めに切り上げ、喫茶店で予防接種の本1冊通読。そのあと、ひさびさにCD買ってきた。明らかにアテネの影響(笑)ゆずの「栄光の架橋」と、サザンの「君こそスターだ」の2枚購入。テレビつけてるとつい見ちゃうけど、音楽なら別の作業やりながらでも聞けるからいい。
初期導入を兼ねた内科研修も、残すところあと1週間。
現在の受け持ちは5人。忙しすぎず、ヒマすぎずといったところ。昨日ERCPした患者さんがいるし、月曜退院予定の髄膜炎の中学生もいるから、明日も病院には行くけど。問題は、あと数日で7本のサマリーを書かなきゃいけないことか(笑)
今月の前半は、自分に対する自信の喪失とでも言ったらいいのか、仕事はじめ、いろんなことに対する積極性を失っていた。受け持っている患者さんの診断はつけられないし(結局ITPだった)、英語を話している同年代の人に対してコンプレックス持ったり(まったくしゃべれない)、考えたことを100%やらないと罪の意識が出たり、自分のやったことを否定されると、自分自身の根底を否定されたような気がして(そんなことないんだけど)。
そんな状態を打開したくて、本を読んだり、目標に向けて努力している人のweb日記読んだり、よく寝たり。特効薬は見つからなかったけど、自分の気持ちを見つめるが大事だってこと、思い出した。ボートのレース前、同じ事考えたっけ。